射出成形の種類にはどのようなものがあるのか

射出成形という言葉が耳に馴染みのない方が多いかもしれません。射出成形とは、簡単に言えばプラスチックなどの合成樹脂の加工方法のことです。加熱することによって柔らかくなったプラスチックを、射出圧を加えて金型に押し込み、型に充填して成形する方法のため、金属の金型鋳造法と少し似ています。加工の流れは、材料を溶かすことから始まり、流す、固める、取り出す、最後に仕上げ加工の順番となっています。

その工程の一部が注射器で液体を送り込む様子に似ていることから、そう呼ばれているのです。一口に射出成形と言っても成形方法には種類があります。その方法をおおまかにご紹介していきましょう。まず一つ目は「熱可塑性樹脂の射出成形」です。

熱可塑性樹脂は、樹脂を高温にして溶融させ、低温の金型に入れて固める方法です。次に紹介するのが「熱硬化性樹脂の射出成形」です。これは熱硬化性樹脂に用いる手法で、高温ではなく始めに50度前後に加温して、流動性を持たせた後に高温の金型へ充填して固めます。成形方法は基本的には大きく分けて上記の二つの種類ですが、ほかにも特殊な手法として、異なる色や材質などを色ごとに分けて、1つの金型に複数の射出装置から同時に成形する「多色成形」、金型内に金属シートなどをいれて射出する「モールド成形」、そして金属分野の「金属粉末射出成型法」があります。

そして、成形で大事なのは、流し込む金型です。金型を長く使うためには金型の修理やメンテナンスが必要になってきます。このメンテナンスについても種類がいくつかあります。

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